ショック
2008 / 08 / 11 ( Mon ) 2003年8月11日(月)
ダラスで乳房再建の形成外科医のコンサルテーションを受けに行くよ。 2週間先に、MDACCの形成外科医のアポイントが入っていたので、その前に少し知識を増やそうと言う事で、夫が色々と情報を集めて、ダラスで乳房再建のスペシャリストと言われてるドクター(このドクターはMDACCの医師ではないよ)に会いに行ってきました。 色々とドクターが手がけた再建の写真などを見せてもらったのだけど・・・ 一言で言うと物凄く「ショック」でした。 写真が再建直後の生々しい傷口だったりしたのもあって、目を背けたくなるような痛々しい写真も沢山で、それは仕方ないとしても、とにかくショックだったのは、胸の位置に肉の塊がくっついてるだけと言うような出来上がりで、切り取った胸の代わりに、とりあえずそこに肉の塊がくっついていて、谷間さえ出来てれば問題ないでしょ?という感じなの。 左右対称なんてのは程遠く、すごく不自然で、繊細さも全くなくて、アクビなんて泣きたくなっちゃったぐらい。 その胸についてる肉の塊は、全てが自分の皮膚と肉の場合もあれば、シリコンなどで厚みを足してる場合もあるのだけど、アメリカ人は基本的に太った人が多いので、自分の皮膚と肉で足りるので、ほとんどが自分の体のどこかを切り取って、移植をしているのね。 一般的に、もう子供を産む可能性のない人は、お腹のお肉(贅肉)を移植する事が多く、見せてもらった写真のほとんどがお腹の贅肉を切り取ったものだったのだけど、その写真の中に、なんと再建で作った胸におへそがついてるのがあって、これが一番衝撃的だった。どう描写していいのかわからないぐらい、今でも思い出すと、息苦しいぐらい、ショック。 ドクターはブラジャーをしてしまえば誰にもわからないと豪語してたけど、そういう問題じゃない。それほど、適当に作られた痛々しい胸の数々の写真を見て、これだったら胸がないままの方がマシだなとアクビ思ったの。 |
K先生
2008 / 08 / 06 ( Wed ) ちょうどこの頃、日本からMDACCに研修に来られていた乳腺外科医のK先生を紹介され、手術にも立ち会ってもらったのもあって、今も半年に一度、日本に戻られているK先生のいる病院で、定期健診を受けてるよ。これも本当に有難い「ご縁」で、とっても感謝してる。
MDACCではK先生も研修のスケジュールがあるので、必ずしも会えるわけではないのだけれど、患者側の立場で医療現場をなかなか見ることが出来ないので、と言って時間を割いてはアクビに付き添ってくれて、再建の先生に一緒に会ったり、患者側の見るビデオなどを一緒に見たりしたよ。 一度、マンモのところで、アクビの画像がひっかかり、再度撮影をして、その結果を撮影室の中で待ってると、さっきまでの技術者の人ではなくて、いきなりK先生が出てきて説明してくれた事もあって、先生曰く、ちょうどマンモのところで研修で、奥でドクターたちと画像を診断してたところに、アクビのが出てきたそう(笑)。 K先生には、今でもとても仲良くしてもらっていて、アクビは出会うドクター出会うドクターみんなによくしてもらって、本当にラッキーなの! |
手術日決定
2008 / 08 / 05 ( Tue ) 2003年8月5日(火)11:00
今日は、執刀医Dr.Fとの手術方法についての面談だったよ。 先日の検査結果で、アクビの右胸に巣を作ってる癌の基地は、半年間の抗がん剤治療でも、あまり小さくなってはくれなくて、Dr.Fの説明では、アクビの乳腺が普通の人より多く、その繊維の間に癌が住み着き、基地を作っていて、随分と中はカスカスになったのだけど、やはり元々基地であって繊維と絡み合ってた部分は切り取らないといけないと言う事。 治療を始める前は、ドクターから、抗がん剤治療で癌自体が消失してしまうケースもあるし、消失までいかなくても、本当に小さくなって、ちょこっとえぐるだけでよくなった患者さんもいっぱいいるので、頑張りましょう〜って事だったのだけど、アクビのは本当に小さくならなかった・・・(泣)。 一番最初に日本で癌が見つかったとき、大きさが大きさだし、その上アクビはまだ若いし再発の危険性の高い癌なので、全摘しかない、と言われていたの。だから、抗がん剤治療が終わった今でも4.3x3.7x1.2センチなので、結局一番避けたかった全摘になるのかな・・・と悲しかったのね。 そしたらね、Dr.Fが「アクビはどうしたいですか?」って聞いてきたの。 アクビは、「出来る限り、皮膚も肉も、残せるだけ残して下さい。」ってお願いしたの。 Dr.Fはね「私もアクビと同じ気持ちです。わざわざ「念の為」と言う事で、健康な部分まで切り取ることはありません。最善を尽くして、出来る限り残しましょう。切るのはいつでもすぐに切れますが、切ってしまったものは、もう戻せませんから。」って言ってくれたよ。 そして、手術日は8月28日に決まりました。 |
ゴルフ
2008 / 08 / 03 ( Sun ) 2008年8月3日(日)
今日は、炎天下の中、ゴルフに行ってきました〜。 前半60を叩いたものの・・・後半50だったので、グロス110だったよ。 乳がん治療中は、手術後は腕がつっちゃって運動なんて、もう出来ないんじゃないかな?と心配していたのに、そんなのが嘘のように、病気になる前より運動してるよ!そして、只今ゴルフにはまってます〜(笑)。 やっぱり昔より手術をした右脇は皮膚が少ない分?攣り易くなっちゃったけど、でも全く問題なく運動出来てるよ〜。 ゴルフ、目指せ100!で、頑張るぞ♪ |
Dr.M
2008 / 07 / 31 ( Thu ) 2003年7月31日(木)
昨日の続きなのだけど、左腋窩リンパ節にも正常でない細胞が見つかっていたのだけど、とりあえず良性でしょうと言う診断結果になってるみたい。 In the left axilla, again noted approximately 3 minimally abnormal residual lymph nodes with slight thickening of the cortex, but overall, benign appearing morphology with fatty replacement. The largest lymph node previously measured 1.1 x 0.9 x 0.6 cm, currently it measures 1.0 cm in maximum length. No suspicious lymph nodes seen in the infraclavicular internal mammary region. この日は、昨日の検査結果の報告の為に、OncologistのDr.Tの診察があるはずだったのだけど、先生が休暇と言う事で、Dr.Tの上司に当たるDr.Mの診察だったの。多分、とても偉い方(Dr.Tも偉い先生ですが)のようで、弟子のような人を何人も従えて、上から下へ物言う口調で、ほんの数分で診察は終わりました。 やっぱり、先生との相性ってあるのよね。人間だもの、合う合わないってのがね。この日、夫とつくづくDr.Tで良かったねーって改めて感謝したのでした。 |
FEC終了後の検査結果
2008 / 07 / 30 ( Wed ) 2003年7月30日(水)
最後のFECから3週間が経ったので、本日はマンモとウルトラサウンドの検査だったよ〜。 タキソールが4回終わった後に一度検査をしているのだけど、FECが4回終了したので、今回はFECの成果を見るために検査。あんなに苦しんだFEC!こんなにアクビは頑張ったんだから、それはそれは癌の奴も小さくなってるだろうと、小さくなっててくれ〜と期待いっぱい。 検査結果 No Significant change in the residual right breast axillary tail mass when compared to most recent exam of 4/16/03. Also, no significant change noted in the residual axillary lymph nodes since most recent exam of 4/16 but again noted to have more benign morphology than on earlier studies. ま、簡単に言うと、4月16日のタクソール終了時に検査した時から、なーんにも変わっていないのですよ・・・。付け加えたようなフォローで、それでも良性の組織が増えたみたいですけどね。 Right breast and nodal basins were scanned. Again noted in right axillary tail, a large vague heterogeneous hypoechoic mass which is difficult to clearly measure due to ill-defined borders, however, compared with 4/16/03 appears grossly unchanged. Currently it measures 4.3 x 3.7 x 1.2 cm, previously it measured 4.3 x 3.4 x 1.4 cm. This is associated with calcifications and corresponds to the mammographic findings. The extent of disease is better assessed/measured by the extent of calcifications on mammography. 前回、4.3x3.4x1.4センチだった癌が、今回は4.3x3.7x1.2センチになりました・・・ガッカリ過ぎます・・・ 。癌細胞の基地の中に生存する癌たちの一部が良性に変化したみたいだけど、結局この基地が小さくならない限り、手術で切り取る部分は小さくならないので、切り取る部分を最小限にするために、アクビはこの半年の痛み苦しみを耐えてきたのに・・・ 。泣くに泣けない!!! |
よく出る湿疹
2008 / 07 / 28 ( Mon ) これって、関連性があるのかないのか、わからないのだけど、がん治療してから、体質が変わったのか?めっきり皮膚が弱くなりました。。。昔なんて、皮膚強いとさえ思っていたのに、がん治療を境に、本当に弱くなりました。
今も、足のくるぶし辺りに、湿疹がいくつも出ていて、とーーーーーーーーーっても痒い・・・。 最初、蚊にでも刺されたかな?と持っていたのだけど、その後も増え続けるので、げげげ?これってもしやダニ???と思って大掃除したり、アクビの家って床も壁も白いので、虫たちを発見するのは容易なんだけど、全く発見出来ず。(因みに、夫は全く問題なし&被害なし。) 夜、お風呂に入った後とか、布団の中とか、体温が上昇してる時?ものすごーーーく痒いので、寝ながらポリポリ掻いちゃったりすると、翌朝、そのご近所にさらに赤いポチポチが増えてる・・・。 この間、腹立たしいほど(笑)、痒かったので、駄目だと思いつつ、ワァァァーーーーーっと掻いたら、掻いてる間から飛び火して、増えていくので、これは、虫刺されじゃないかも?と気づいて色々調べたら、結局のところ、どうも痒疹(ようしん)という類の湿疹みたいです(←アクビ的自己判断)。原因は明らかではありませんが、一種のアレルギー反応と考えられるそうですよ。 この痒疹の治療法が、抗ヒスタミン薬の服用みたいなのですが、既にアクビは他のアレルギーで、この抗ヒスタミン薬を処方されているので、何日間かこれを飲んでみて様子を見て、治らなかったら皮膚科行って来ます。。。今は、ウナを塗り塗りして、凌いでるの〜〜〜。痒い!!! |
一番良かった事
2008 / 07 / 27 ( Sun ) 結局、抗がん剤治療中、一度もカツラは被らなかったのね。
なぜかと言うと、あんまり周りがアクビの事気にしていなかったから、だと思うのね。 特にアクビは仕事をしてたわけでもないし、誰かに会うと言っても、少しの知り合いぐらいで、後は不特定多数の店員さんにデパートやレストランで、ちょこちょこっとサービスを受けるぐらい。 これが、アメリカで治療して良かったな〜と思える一番の事なのだけど、アメリカってあまり人の目を気にしないでいいのよね。アメリカだと十人十色、色んな人種がいて、色んな個性の人がいて、どんな服装してようが、どんな髪型してようが、何でもあり。 良い意味で自分本位なので、周りのことなんて全く気にしていないし、もちろんアクビの事も、どーーーでもいいの(笑)。(或いは、そういう繊細な問題には、感情を出さないように、小さい頃からしっかり教育されてる???) なので、「あら、髪の毛がなくて治療中なのかしら、若いのに可哀想ね。」なんて目で見られることもないし、ご近所付き合いも全くないので、日本みたいに、「どこどこさん家のアクビちゃん、病気なんですってー。可哀想にー。」って言われることもない。 ある意味、全く「病人=特別扱い」がなくて、え???って思うこともあるけど、日本だと、周りと一緒でないと言うだけで、とっても目立つし、髪の毛がなかったりすると、外出しにくいだろうから、やっぱりカツラ被ってたかな?と思ったりもするの。 夫もね、アクビと一緒にハゲだったでしょ。 なので、夫の友達なんかは、この際1年ほどパンクロッカー夫婦でも装って、鼻にピアスとかして、黒い口紅とか塗って、だったらアクビが髪の毛ないのも眉毛がないのも、れっきとしたファッション!そういうカップル普通にいるから、どうよ?なんて言われてたのよー(笑)。 |
パスポート申請
2008 / 07 / 26 ( Sat ) 治療開始当時から、治療が全部終わったら、アクビの住みたい国に引っ越そうと夫が言ってくれていて。アクビはアジア圏に住んでいたい人なので、またアジアに帰るぞ!と、それを目標に日々せっせと治療に励んでいたのね。
でね、ある時ふと、夫のパスポートを見ると、期限切れてるじゃない・・・。 やっぱり、こういうものは、早め早めに申請しておいた方がいいよね!って事になり、パスポートセンターがヒューストンにあるのも手伝って、治療の合間にいざパスポート申請へ! 治療の合間に抜け出して行ったので、抗がん剤のポンプを背負ったまま、カテーテルに抗がん剤が注入されてるその状態で、パスポートセンターに到着。そしたらね、なんと!人は長蛇の列になって厳重なセキュリティチェックを受けてるの!しかも、空港で通るセキュリティチェックのゲートを潜らないと入れなかったのよー。日本じゃないよね? 抗がん剤のポンプって機械で動いていて、設定された速度で決まった量の抗がん剤をカテーテルを通して心臓に入れてるのだけど、心臓のペースメーカーじゃないけど、これってこのゲートくぐっていいもの??? ポンプが止まっちゃうぐらい(←でも駄目だと思うけど)ならまだしも、設定が狂って、大量に注ぎ込まれたらヤバイよね??? と、頭を横切り、アクビ外で待ってるよーと言った瞬間、夫がゴツイ怖いセキュリティの方に、妻が抗がん剤投与中でゲートをくぐれないのだけど、中に入れてもらえるか?と聞いたら、「見せて下さい。」と言われたので、ドキドキしながら、ポンプの装置と、カテーテル部分を見せて、「OK。」とゲートの脇から入れてもらったのー。初優遇措置(?)ですよー。なんかちょっと得した気分でした(笑)。 そして、無事にパスポートは出来上がったのだけど、その頃、夫もアクビの髪の毛が生えるまで自分もハゲでいる!の信念の元、坊主だったので、写真はそれはそれは本当にお坊さんのようにツルツルで、しかも写真をスキャンした際に、横に若干伸びたらしくて、それはそれは酷い映りなの!それなのに、作り変えるのが面倒って言って、未だにその同じパスポートを使っていて、毎回毎回、いろんな国のイミグレーションで、これ本当にあなた???って聞かれてるよー。その方が面倒くさいと思うのだけどね。。。 |
出したら飲む
2008 / 07 / 25 ( Fri ) 病気になってから、生活習慣を見直して、今も挫折せず、唯一ずっと続けてることがあるのだけど、それは。
毎朝、起きたら、コップ1杯の水を飲むこと。 朝起きて、トイレに行き、うがいをして、コップ1杯の水を一気飲みするの(笑)。 ドクターからも、トイレに行ったら水を飲みなさいって、出したら 飲む、これを習慣付けるといいって教えてもらって、これなら簡単かも?と、朝は必ずコップ1杯の水を飲むようになったよ。これって、水分だったら何でもいいと言う訳ではなくて、やっぱりお水でないと血液をサラサラに出来ないみたいなので、必ずお水で。その後は、普通にコーヒー飲んだり、パン食べたりしているのだけど、「朝起きたら、コップ1杯の水を飲む」なんて言う簡単な事も病気になるまでは知らなかったし出来ていなかったのよね・・・。さぞかし、アクビの血はドロドロだったのだろうなと思うと、怖いもの見たさで、その頃の血を見てみたい気もする〜。 |








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飲む、これを習慣付けるといいって教えてもらって、これなら簡単かも?と、朝は必ずコップ1杯の水を飲むようになったよ。これって、水分だったら何でもいいと言う訳ではなくて、やっぱりお水でないと血液をサラサラに出来ないみたいなので、必ずお水で。